トップリーグ2015-2016 速報サマリー(3節、11月28日)
text by Kenji Demura
五郎丸19得点のヤマハ発動機が3連勝
近鉄は嬉しい対サントリー戦初白星
28日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016第3節計4試合が行われた。
静岡・エコパスタジアム(袋井)に今季最多となる1万3,051人の大観衆を集めて行われたヤマハ発動機ジュビロ−NECグリーンロケッツ戦(グループB)では、ひとりで1トライ、4ゴール、2PGの計19得点を叩き出してマン・オブ・ザ・マッチに輝いたFB五郎丸歩の活躍もあり、ヤマハ発動機が39-19で快勝。
開幕3連勝としたヤマハ発動機は勝ち点を14に伸ばし、グループBの首位をキープした。
一方、NECはいまだ勝ち星が挙げられず、早くも上位進出へ黄色信号が灯り始めた。
同スタジアムの第1試合では、前節のリコーブラックラムズ戦で昇格後初白星を挙げたHonda HEATが東芝ブレイブルーパスに挑戦(グループA)したが、地力に勝る東芝が前半2個、後半4個の計6トライなどで41-10で大勝。1週間前にNTTコミュニケーションズに敗れたショックからの立ち直りを印象付けた。
愛知・パロマ瑞穂ラグビー場の第1試合では、近鉄ライナーズがサントリーサンゴリアスに25-19で競り勝ち2勝目(グループA)。近鉄にとってはトップリーグでの初の対サントリー戦勝利となった。
尚、この試合でサントリーFL佐々木隆道がリーグ戦通算100試合出場を達成した。
同ラグビー場での第2試合はトヨタ自動車ヴェルブリッツ対豊田自動織機シャトルズ(グループB)の愛知ダービーとなったが、前半8分のNO8安藤泰洋を皮切りにハーフタイムまでに4トライを重ねたトヨタ自動車が45-21で勝利。勝ち点5を加えたトヨタ自動車は暫定ながらグループB2位に浮上した。