トップリーグ2015-2016 Day’s Report(4節、12月5日)

  • 2015年12月5日

text by Kenji Demura

王者の風格でNTTコムを退けたパナソニック。マン・オブ・ザ・マッチにはHO堀江主将が選ばれた photo by Hiroki Takami

王者の風格でNTTコムを退けたパナソニック。マン・オブ・ザ・マッチにはHO堀江主将が選ばれた
photo by Hiroki Takami

グループA全勝対決はパナソニックに軍配
東芝はリコーから計9トライを奪い3勝目

5日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016第4節計3試合が行われた。

1万を超える大観衆が集まった埼玉・熊谷スポーツ文化公園(県営熊谷ラグビー場)では、共に前節まで3戦3勝だったパナソニック ワイルドナイツとNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの全勝対決が行われ、前半34分のWTB北川智規のトライで逆転したパナソニックが後半着実に加点して35-28で勝利。勝ち点5を加え、グループAの首位を固めた。
敗れたNTTコムも後半37分のWTB小泉将のトライと同41分のSO小倉順平のPGで点差を7に詰めてボーナスポイントの勝ち点1を獲得した。

同ラグビー場の第1試合では、東芝ブレイブルーパスがリコーブラックラムズを圧倒(グループA)。
前半4分に新人NO8徳永祥尭が奪った先制トライを皮切りに、前半だけで6トライを奪う猛攻ぶり。
後半も3トライを加え、最終的に計9トライを重ねて、52-7で圧勝した。

この結果、グループAの上位陣は1位パナソニック(勝ち点20)、2位NTTコム(同16)、3位東芝(同15)が3強をキープ。

高知・春野総合運動公園陸上競技場ではグループBのNECグリーンロケッツ対キヤノンイーグルス戦が行われ、前半2分のFLアイブスジャスティンの先制トライに始まり、計5トライを記録したキヤノンが33-15で快勝。勝ち点5を加えて、暫定ながらグループBの首位に立った。

パナソニックDFのプレッシャーを受け、NTTコムNO8マフィの突破力も不発 photo by Hiroki Takami

パナソニックDFのプレッシャーを受け、NTTコムNO8マフィの突破力も不発
photo by Hiroki Takami

NO8徳永の先制トライを皮切りに計9トライを重ねた東芝がリコーを圧倒し3勝目 photo by Hiroki Takami

NO8徳永の先制トライを皮切りに計9トライを重ねた東芝がリコーを圧倒し3勝目
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