トップリーグ2015-2016 Day’s Report(6節、12月20日)
text by Kenji Demura
クボタに辛勝のパナソニックのLIXIL CUP出場確定
残り3枠は東芝、サントリー、NTTコム、近鉄の争い
20日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016第6節計4試合が行われた。
千葉・フクダ電子アリーナではグループAで首位に立つ王者パナソニック ワイルドナイツが、前節でようやく今季初白星を挙げたクボタスピアーズに大苦戦。
前半3トライを奪ったクボタが24—9とリードしたが、後半に入るとHO堀江翔太、LOヒーナン ダニエル、NO8ホラニ龍コリニアシ、SOベリック・バーンズらの主力を投入したパナソニックが3トライ、3ゴールを重ねて際どく逆転勝ちを収めた。
奈良市鴻ノ池陸上競技場では、計9トライを記録した東芝ブレイブルーパスが近鉄ライナーズに58—12で大勝(グループA)。
山梨中銀スタジアムでは後半リコーブラックラムズを引き離したサントリーサンゴリアスが37—20で快勝した(グループA)。リコーの今季初勝利はまたもお預けに。
この結果、最終節を待たずにパナソニックのLIXIL CUP 2016出場が確定(勝ち点26)。以下、勝ち点22が東芝、同21がサントリーとNTTコミュニケーションズシャイニングアークス、同19が近鉄となり、この4チームにLIXIL CUP 2016出場の可能性が残されている。
宮崎県総合運動陸上競技場では、豊田自動織機シャトルズが後半37分のFLバツベイ シオネのトライとSOマーク・ジェラードのゴールでNTTドコモレッドハリケーンズに29—28と劇的な逆転勝ち(グループB)。
NTTドコモは試合終了間際に逆転を狙ったPGを途中出場のSOハンドレ・ポラードが外して、惜しい試合を落とした。