トップリーグ2015-2016 Day’s Report(LIXIL CUP2016・順位決定トーナメント、1月23日
text by Kenji Demura
LIXIL CUP2016 5位決定戦はトヨタ自動車が快勝
16位NTTドコモは宗像サニックスとの入替戦濃厚に
12日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016順位決定トーナメント第3節(最終節)6試合が行われた。
1〜8位を争うLIXIL CUP 2016は、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場で5位決定戦のキヤノンイーグルス−トヨタ自動車ヴェルブリッツ、7位決定戦の近鉄ライナーズ−NTTコミュニケーションズシャイニングアークスの2試合が行われ、トヨタ自動車は48−17の大差で、近鉄は延長戦の末22−17でそれぞれ勝利を収めた。
大阪・東大阪市花園ラグビー場で行われた9位決定戦ではサントリーサンゴリアスが豊田自動織機シャトルズに78−14で大勝、同11位決定戦では今季の昇格チームであるHonda HEATがクボタスピアーズに45−38で競り勝った。
また、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場には、すでに入替戦に回ることが決まっている4チームが集結。
第1試合の15位決定戦では、「順位トーナメントに入ってミスで苦しんできたが、開き直って自分たちのプレーをしようと選手がまとまった」(相澤輝雄総監督)というNECグリーンロケッツが持ち前のディフェンス力をベースに4トライ全てを奪ったWTB首藤甲子郎、同・後藤輝也、FB窪田幸一郎の決定力もあり、32-22でNTTドコモレッドハリケーンズに快勝。
敗れたNTTドコモはトップリーグ16チーム中最下位に沈むことになり、入替戦ではトップチャレンジ1の首位通過を確実にしている宗像サニックスブルースとの対戦が濃厚となった。
また、同競技場の第2試合(13位決定戦)では、「チームにフィットしてきた」(神鳥裕之監督)という豪州代表SOバーナード・フォーリーの活躍も目立ったリコーブラックラムズがコカ・コーラレッドスパークスに27−22で競り勝った。
この結果、5位以下の最終順位は以下のとおりで確定した。
5位 トヨタ自動車
6位 キヤノン
7位 近鉄
8位 NTTコム
9位 サントリー
10位 豊田自動織機
11位 Honda
12位 クボタ
13位 リコー※
14位 コカ・コーラ※
15位 NEC※
16位 NTTドコモ※
(※13〜16位はトップチャレンジ組との入替戦へ)