トップリーグ2015-2016 速報サマリー(3節、11月29日)
text by Kenji Demura
NTTドコモが神戸製鋼に1点差勝利
パナソニック、NTTコムは開幕3連勝
29日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016第3節計4試合が行われた。
兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場では、昨季のベスト4で今季も開幕2連勝だった神戸製鋼コベルコスティーラーズが昨季11位のNTTドコモレッドハリケーンズに敗れる波乱があった(グループB)。
前半を6-3と3点リードで折り返したNTTドコモは後半に入ると1分WTB渡辺義己、5分CTBジェシー・クリエルの連続トライでリードを広げ、終盤の神戸製鋼の追い上げを辛くも1点差で逃げ切り、2011-2012シーズン以来の対神戸製鋼戦勝利を挙げた。
同競技場で行われたクボタスピアーズ – NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦(グループA)は前半3-6とクボタにリードされたNTTコムが後半計4トライを奪って34-9で逆転勝ち。
群馬・太田市運動公園陸上競技場では昨季の覇者パナソニック ワイルドナイツがリコーブラックラムズから計8トライを奪って59-28で大勝(グループA)
大分市営陸上競技場では後半17分までコカ・コーラレッドスパークスが25-10でリードしていたが、後半18分FBウィリー・ルルー、同28分NO8植松宗之、同31分FL杉永亮太と3トライを重ねたキヤノンイーグルスが鮮やかな逆転勝ちを収めた(グループB)。
第3節を終わり、グループAではパナソニックとNTTコムが開幕3連勝で勝ち点15。東芝ブレイブルーパスが2勝1敗で勝ち点10、同じく2勝1敗の近鉄ライナーズが勝ち点9。
グループBではヤマハ発動機が3連勝で勝ち点14で首位に立ち、トヨタ自動車ヴェルブリッツ(勝ち点11)、キヤノン(同11)、神戸製鋼(同10)、NTTドコモ(同8)が2勝1敗の成績となっている。